私たちは、個人・企業・まちの、ありたい姿、想い描く夢を自らが実現させるために
必要なプロセスを共に考え、最適な答えをつくるお手伝いをしています。
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居酒屋 和 ~なごみ~
京都府宮津市
オーナーのおふたり。
昼間の外観。宮津市新浜地区の石畳の小路に面し、複数の飲食店が並ぶ一画にあります。2階の外壁は近隣の建物にも残る杉板+押縁仕上げとしました。
玄関外観。杉材で作られた木製框戸は地元建具店が制作。様々な理由からアルミサッシ化される事が多い中で、店を訪れる際の楽しさの演出に一役買っています。
屋号の入ったのれんはオーナーのお父様の染色によるもの。
営業中の外観。通りからのディスプレイと店内の気配を感じながら目線は遮るよう、日本酒の酒瓶を並べてあります。
店舗内観。築当初から残ると思われる大梁。改修前は天井内に隠れていたものを、客席からも感じられるよう変更しました。
店舗内観。カウンターは前テナントが40年間使い続けてきたもの。構造補強が必要で大半の内装撤去・更新が必要だった中で「長く使われてきた歴史も継いでいきたい」というオーナーの意向で当時のままの形を残しました。
営業中の店舗内観。厨房内から客席の眺め。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
客席のイス。
地元酒蔵から、日本酒の通函を提供頂き、オーナーの知人の協力でクッションを合わせて完成。背もたれはありませんが2時間座っても疲れないという新しい発見も。
営業中の外観。
オーナーの知人が集まり集合写真。
構造設計の際に使用した3次元モデルの一例。
~以下引用~
限界耐力計算にて耐震診断・耐震補強を行った。蟻害により再使用不可能な材は取り換え又は添え柱をし補強、取り換えが効かない梁に関しては短針検査を行い蟻害しろを除いた断面で構造耐力上安全であるか検討した。意匠上、通りに面した壁面線上には開口が多く、耐力壁を増設できる範囲が少なかったので、柱足元に足固め、柱頭部には垂れ壁で固め、柱の曲げ耐力で地震時に抵抗する設計とした。復元力特性の算出にあたっては、建屋全体の解析モデルに、現地調査で確かめられた接合部データをもとに部材1つ1つに非線形ばねを設定し静的増分解析を行い建屋の復元力特性を設定した。
構造設計・計算:能登建築構造計画
工事中の写真。玄関から酒瓶のディスプレイガラス方向を眺める。窓を設けながら耐震補強を行うため、窓の上下に補強部材を設置。左右の壁には荒壁パネルを採用し、地震に対する抵抗力を確保しています。
工事中の写真。根がらみを設置しているところです。柱と柱の脚部を繋ぎ、地震の揺れで建物が浮き上がるのを抑える働きをします。新旧の部材の強度に合わせ、金物でなく木栓を採用しました。完成後は客席の腰壁の中に隠れています。
オーナーのおふたり。
昼間の外観。宮津市新浜地区の石畳の小路に面し、複数の飲食店が並ぶ一画にあります。2階の外壁は近隣の建物にも残る杉板+押縁仕上げとしました。
玄関外観。杉材で作られた木製框戸は地元建具店が制作。様々な理由からアルミサッシ化される事が多い中で、店を訪れる際の楽しさの演出に一役買っています。
屋号の入ったのれんはオーナーのお父様の染色によるもの。
営業中の外観。通りからのディスプレイと店内の気配を感じながら目線は遮るよう、日本酒の酒瓶を並べてあります。
店舗内観。築当初から残ると思われる大梁。改修前は天井内に隠れていたものを、客席からも感じられるよう変更しました。
店舗内観。カウンターは前テナントが40年間使い続けてきたもの。構造補強が必要で大半の内装撤去・更新が必要だった中で「長く使われてきた歴史も継いでいきたい」というオーナーの意向で当時のままの形を残しました。
営業中の店舗内観。厨房内から客席の眺め。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
メニューの一例。地物の魚介やジビエを使った料理を提供されています。
客席のイス。
地元酒蔵から、日本酒の通函を提供頂き、オーナーの知人の協力でクッションを合わせて完成。背もたれはありませんが2時間座っても疲れないという新しい発見も。
営業中の外観。
オーナーの知人が集まり集合写真。
構造設計の際に使用した3次元モデルの一例。
~以下引用~
限界耐力計算にて耐震診断・耐震補強を行った。蟻害により再使用不可能な材は取り換え又は添え柱をし補強、取り換えが効かない梁に関しては短針検査を行い蟻害しろを除いた断面で構造耐力上安全であるか検討した。意匠上、通りに面した壁面線上には開口が多く、耐力壁を増設できる範囲が少なかったので、柱足元に足固め、柱頭部には垂れ壁で固め、柱の曲げ耐力で地震時に抵抗する設計とした。復元力特性の算出にあたっては、建屋全体の解析モデルに、現地調査で確かめられた接合部データをもとに部材1つ1つに非線形ばねを設定し静的増分解析を行い建屋の復元力特性を設定した。
構造設計・計算:能登建築構造計画
工事中の写真。玄関から酒瓶のディスプレイガラス方向を眺める。窓を設けながら耐震補強を行うため、窓の上下に補強部材を設置。左右の壁には荒壁パネルを採用し、地震に対する抵抗力を確保しています。
工事中の写真。根がらみを設置しているところです。柱と柱の脚部を繋ぎ、地震の揺れで建物が浮き上がるのを抑える働きをします。新旧の部材の強度に合わせ、金物でなく木栓を採用しました。完成後は客席の腰壁の中に隠れています。
ギャラリーから出ました
写真撮影:
photo snow
・概要
店舗(飲食店)/木造2階建本瓦葺/179.89㎡
業務:設計監理/施工管理/構造設計・計算(
能登建築構造計画
)
https://www.facebook.com/nagomi.tomo.kana/
・事業と建物の概要
居酒屋
のオーナーが大家と共同で出資し、江戸時代嘉永年間に建てられた建物を改修し、店舗を移転する計画。
・事業計画
厨房・客席数を拡充し売上の向上を図る。料理と共に建物の歴史を生かした店舗で来客の満足度を上げる。
・改修計画
既存建物の構造補強、屋根形状の変更、内外装の更新、電気・給排水設備の更新を実施。
・限界耐力計算方を用いた耐震改修を実施
現在の耐震基準が決められる前に建てられた建物のため、耐震性能が現行法上の基準と異なり、建物現況の構造調査・計算が必要であった。また
蟻害・腐朽による部材の劣化、築後の改築による形状変更が見られたため、築当初の構造耐力の復旧・極稀地震に対する耐久の確保と、今回実施する意匠の更新、厨房動線の整理が成立するよう改修計画を決定。